磐田こどもミュージカル

原作は、木藤亜矢さんの「１リットルの涙」。
テレビドラマでも話題となったこの作品をミュージカル化した舞台。
難病と闘いながらも生きる希望を捨てなかった少女のものがたりを通じ、
生命の大切さを訴えかけました。

（ものがたり）
主人公の竹内美香は、中学校３年生の夏、ちょっとしたことで足がふらついて
倒れ、怪我を負ってしまいます。
その様子に心配した母親は、大きな病院で検査を受けさせますが、
医師から告げられた美香の病名は「脊髄小脳変性症」。
脳や脊髄の神経細胞のうち、反射的に身体のバランスを取ったり、
素早い滑らかな運動をするのに必要な細胞が変化し、ついには消えてしまう難病です。
この日から、美香は母親や仲の良い弟、親友たちとともに、病気との闘いを始めるのですが…。

「生きたいのです。動けない、人の役に立つこともできない。でも生きたいのです。
　わかってほしいんです。」