2020年04月11日
~ニッセが住む街~生命の輪舞(いのちのロンド)

初めて、台本の原案を一般公募した作品。
原案は、磐田市在住の鈴木ゆき江さんによる。
木の精ニッセのものがたりをモチーフに、生命とは何か、
心を受け継ぐということはどういうことなのか、
現代に生きるこどもたちに伝えたい、大切な想いを込めた作品です。
(ものがたり)
昔、まだ人々が自然と寄り添うように生きていた頃、こどもたちは
生活の中で木々と戯れ、森の精ニッセの姿を身近に感じながら育っていた。
山下聖子の母は、その頃から庭先に残る老木の根を、守り残したいという
思いから、道路拡張のための立ち退きに応じずにいた。
そのことが、聖子の部活での立場にも暗い影を落としている。
忙しい母に相談することもできず、友人たちにも理解されず、理想と現実の
狭間で揺れ動く聖子は、もう一人の自分「セイコ」と対峙することで自分自身を
見つめ直していく。
最後に母と聖子が辿りついた答えとは…。
Posted by 磐田こどもミュージカル at 07:00
│作品紹介