しっぺいのものがたり

第10期生修了公演
磐田市合併10周年記念公演のために選ばれたのは、古くから磐田市に伝わる「しっぺい太郎伝説」でした。
平成24年に決まった磐田市イメージキャラクター「しっぺい」が可愛らしさで広く認知される中、元になった悲しい伝説と、そこに登場する勇猛な霊犬しっぺい太郎を知ってもらおう、そして生命の大切さ、本当の勇気とは何かを考えてほしいという願いが込められた作品です。

（ものがたり）
市立北中学校演劇部に所属する広田沙紀たちは、市合併10周年を記念するラジオドラマの原案募集に「『しっぺい』が夢見る未来」というタイトルで応募し、入選します。
そして、演劇部顧問の吉田先生による提案で、ラジオドラマの脚本を自分たちで書くことになります。
沙紀たちは、夏休みを使って、磐田市のイメージキャラクター『しっぺい』の名前の由来である、磐田市に残る説話「しっぺい太郎伝説」の絵本を皆で読み、『しっぺい』の真実に触れます。
自分たちのこの街の未来の姿を「『しっぺい』が夢見る未来」に重ねていきますが・・・。